篠崎理一郎個展

  • 2014.08.03
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薩摩川内U1SPACEの8月の展示はファイルコンペで大寺聡賞を受賞した篠崎理一郎くんの個展。kagoshima illustrators file2014の表紙も担当していただいた県内在住のイラストレーター・アーティストです。8月2日(土)の夕方からはオープニングパーティとギャラリートークも行われ、僕も聞き手として登壇してきました。

同じ高校の出身でもあり、彼が大学時代の頃から活動から見てきた立場から、ゆるい雰囲気の中いろいろ質問してみました。緻密な独自の世界観をボールペンで描いており、県内外でグループ展などには積極的に作品出品・オーストラリアのギャラリーの契約も結ばれるなど、勢いに乗っています。大規模な個展となる今回は、会場に50点ほどの原画が並んでいます。これまでの作品もピックアップされていますが、新作という大きいサイズの作品も見応えあります。線の密度に囲まれた空間に身を置くことができるのは、リアル空間ならではでしょう。

タイトルにある「スモール・ワールド」、てっきり彼の「頭の中の小さな世界」の意味なのかと思いましたが、まさかの複雑ネットワークのお話。大学・大学院では数学を専攻していた彼ならではの感性なのだと思います。作品の制作スタイルにもリンクし、腑に落ちます。どことなく、数学者が黒板にズラズラと数式を敷き詰めている様子に似ているのかもしれません。(僕の勝手な解釈では)この絵は現代世界の複雑な問題を解いた「解答」のようにも見えてきます。8月末まで1ヶ月間の開催。土日を中心にご本人もいらっしゃるようなので、ぜひ足をお運びください(水曜定休)。


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