鹿児島発の書籍の仕事

  • 2014.04.26
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本の表紙である「装画」イラストの仕事はいつか手がけてみたい目標であった。出版社は都市部に集中しているし、てっきりそれは都市部の出版社やデザイナーとの接点がないと実現しないものと思っていたのだけど、この度ここ鹿児島から発信される書籍に関わることになった。

鹿児島の出版社に長く勤めていた編集者鮫島さんが2014年3月に立ち上げた「燦燦舎(さんさんしゃ)」。第一弾の「桜島!まるごと絵本」を出版され県内では毎週の売り上げランキングに入るほど、好評とのこと。その第二弾の書籍の制作に携わらせていただくことになったのである。

著者は県内に拠点をおくテンダーさん。ブログ「ヨホホ研究所」は以前からよく見ていて面白い活動をしているなーと気になっていた方。職業を「ヒッピー」と名乗るテンダーさんは現在金峰町の限界集落に住み、電気・ガス・水道をひかずに生活している。いろいろ手に職を持たれていて活動の幅も広いのだけど、その中でもライフワークとして「ソーラーオフグリッド」の活動をしている。オフグリッドとは「送電線から外れて、自宅でソーラーや風力で、電気を賄うあり方」のこと。今回の書籍はそれらの活動を小学生でも分かる内容に再構成して、誰でも分かりやすく学べる技術書になります。

これからのエネルギー問題について、脱原発などの反対活動でなく「電力会社に頼らずに、エネルギーを自分で作る」という選択肢を提示・レクチャーするテンダーさんの活動は個人的にも深く共感するところです。電気は大事だけれど、それに依存しすぎないシステム作りや個々人の暮らし方は再考すべき問題です。イラストを用いて、テンダーさんのメッセージがより多くの方に、分かりやすく伝わるためのお手伝いをさせていただければと思います。

鮫島さんとテンダーさんとの少人数チームで制作を進める楽しい書籍づくり。多くの挿絵と表紙を手がける予定です。7月に発行予定なので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

テンダーさんによる書籍の導入文


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