kagoshima illustrators file 2016





鹿児島県内を拠点に活動するイラストレーターの仕事実例や作品をアーカイブしている冊子「kagohisma illustrators file 」を今年も発行します。2010年より毎年1冊ずつフリーペーパーとして配布していて、なんだかんだで今回で7冊目。今回は14名を掲載しています。過去の記事:2012年/2013年/2014年/2015年

「 絵がうまい」方というのは沢山いる中、「依頼仕事を(積極的に)受け付けている」というスタンスはなかなか外部には伝わりにくいもの。本冊子の掲載者は皆さん様々なスタンスで活動しつつも「発注可能」な方々で連絡先も載っているので、「だれに依頼しようか」と選ぶ際にカタログ的に役立てることを目指しています。ローカルな制作物や商品に、地元のクリエーターの絵を使うというのは1つの動機や魅力になり得るのではと思いますが、フラットに並べることで、イラストレーターそれぞれ個性や得意分野も見えやすくなり、クリエイティブの地産地消につながる可能性を感じています。発行を続けている中で認知度も少しずつ上がり、イラストを発注する立場のディレクターさんやデザイナーさん事業者さんに活用もいただけて、少なからず仕事に繋がっているようです。

一方で、鹿児島ではまだまだ「イラストレーター」という職種は馴染みが薄く、この冊子を通して多くの方にイラストを身近に感じてもらえたらという願いも込めております。鹿児島の方が見れば「見たことある/このイラストはこの人が描いていたのか!」と、作風が作家と紐付けされることで、イラストを日常的に楽しんでいだく土壌作りとなればと思っています。県外の方にとっては、地方でのイラスト活用のデザイン事例集としても興味深いアーカイブとして楽しめるかもしれません。

発行を始めた2010年とは情報発信の環境が大きく異なっていて、今やネットを使えば低コストで多くの人に作品を見てもらうことは可能です。そういう変化の中、フリーペーパーの意味合いはメリット/デメリットともに変化しているようにも感じています。外への発信はネットを通じてそれぞれが積極的に行いつつ、日本の端っこ鹿児島で、地元でイラストを活用してもらう取り組みを実験的に続けていきたいと思います。もちろん鹿児島県内だけでなく、県外・海外からの依頼にもつながっていくことも期待しています。(当初からのスローガンも「鹿児島から世界へ、イラストレーションの可能性を。」)

表紙はアートマでグランプリも受賞し、全国誌での仕事も増えてきた活躍中の上坂元均くんに担当いただきました。今号では14名のイラストレーターを掲載し、今年も一段と見応えのある素敵な冊子になりましたので、多くの方に手にとっていただければ幸いです。ファイル掲載者はそれぞれ個別に活動されている方ですので、発注/問い合わせは各々へお願いします。

「kagoshima illustrarors file 2016」
○フリーペーパー/ 32P/2016年2月20日発行
○企画発行・編集:竹添星児
○表紙イラスト:上坂元均

○掲載者(敬称略/掲載順)
川越直樹/篠崎理一郎/前田陽子/竹添星児
○お披露目イベント
デザイン百覧会 2/26〜2/28 (かごしま県民交流センター)への参加
○設置場所
県内外のコワーキングスペースやカフェなど(設置場所募集中)
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【設置/配布について】
県内・県外問わず設置させていただける場所を求めています。
また、イラストを利用する立場の出版社・広告代理店・デザイン事務所・企業様へ対しては、お問い合わせいただければ無料送付させていただきますので、興味を持った方はCONTACTページからお気軽にご連絡ください。
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僕のページはこんな感じ。毎年発行していると、1年間の自分の仕事の棚卸にもなって、振り返る面白さもあります。掲載者それぞれも、タッチも年々変化していたり技術が向上している様子を1年区切りで見ることができ、毎年コレクションして見比べていくのもオススメの楽しみ方です。

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